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執筆者の写真エンパシー協会 日本

共感コラム【パートナーの価値観、私の価値観】

こんにちは! 認定講師のしょこたんです。

今回の共感コラムは、しょこたんの日常に起きたエンパシーのお話。

とある休日、私は夫と自転車で近所に買い出しに行きました。 夫は別の用事があったので先に自宅を出て、1時間後くらいに駅前で落ち合う約束をしていました。

約束の時間が差し迫る中、私はギリギリで準備をし、自宅を出ました。 が!!!! 肝心の自転車の空気が抜けている、、前も後ろもぺしゃんこ。 どうしたものかと思いましたが、夫を待たせるわけにはいかないとそのまま出発。 買い物が済んだら空気を入れれば良いと考えたのです。

そう。 私はこの時、「人を待たせるべきではない」という価値観に突き動かされていたのです。

結局、何やかんやあって待ち合わせ場所に着いたのは、待ち合わせ時間から10分ほど過ぎてから。 (あれ?さっきの大事な価値観はどうした!?笑)

私:「遅れてごめん!タイヤの空気が抜けててぺしゃんこだから帰りに空気入れよう!」 夫:「え?先に空気入れてきたらよかったじゃん。それくらい待つよ。」 私:「…あ、うん。。でも待たせたら悪いと思って。。。」 夫:「自転車も悪くなっちゃうし、待つのに。」 私:「分かった。次からはそうする。(イライラ、モヤモヤ…)

出ました! 私の全然分かってない「分かった」発言!!

その後は、言い争うこともなく帰宅しましたが、やはり気持ちが整理されない。 自分のためにもエンパシーを使って夫と話し合ってみようと、寝る前のゆったりタイムに昼間の出来事を持ちかけました。

私:「今日さ、遅れたら悪いと思って急いで待ち合わせ場所に行ったんだけど、『空気入れてきてから来ればいい』と言われてちょっと悲しかったんだ。」 夫:「言ってくれれば待つし、自転車自体が悪くなっちゃうじゃん。」 私:「そっか。伝えてくれれば待てるから、時間よりも物を大切に扱いたいっていう気持ちを大事にしていたんだね。」 夫:「そうだよ。それにしょこたんが危ないじゃん。」 私:「私が危ない?」 夫:「空気が入ってない自転車乗ってたら転んだりしちゃうかもしれないでしょ?そしたらしょこたんが危ないじゃん。」 私:「え?私のことを心配してくれていたの?」 夫:「そうだよ。前に自分が同じようなことして転びそうになったことがあるんだ。」 私:「そうだったのかー!私は夫くんを待たせたくないって思ってたけど、夫くんは、私を心配してくれていたんだね。」 夫:「うん。でも僕もしょこたんが時間を気にしてくれていたことに配慮が足りなかったと思う。」

解決っ!!! この時の私たちは、お互いのことを思い合っていただけだったのです。

「パートナーを大切にしたい」、その価値観は一緒だったことに気がついた瞬間でした。

ただね、実際はこんなにサラッと解決できたわけではないのです。 なぜなら、話し合ってる間、私の中では「理解してほしい」「分かってほしい」という感情が幾度となく湧き上がってきていたから。 しかも、強めの。。

その感情を保留しながら、夫の話に耳を傾けるのはなかなか時間のかかることでした。

でも、おかげでお互いが何を大切にしているのかを知ることができました。

エンパシーの力ってすごいな。 そんなことを感じた、休日の夜でした。

(筆者 しょこたん)

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