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共感コラム(子供が病気になった!)

子育てしていて避けては通れぬ子どもの病気。 それはある日突然やってきては、保護者とその職場をを悩ませます。 共感は、自分の心を守ることにつながるんです。

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ある年の冬、低学年の子どもが朝から熱を出しました。 当時働いていた職場シフト制で、休む時は自分で代わりの人を見つけなければいけませんでした。 本人も大丈夫と言うし、15時までの勤務を終えてから病院に連れて行こうと、後ろ髪引かれながら予定通り出勤しました。

上司は私と同い年。」 早退を申し出ましたが受け入れてもらえず、半ばあきらめていた時。 「はづきさん、早退したいって言ってたよね、今日は帰っていいよ」と。 安堵と喜びで元気にお礼を言い、最低限の片付けだけして急いで帰宅しました。

後日。 同僚から「(上司が)なんであんなにうれしそうに帰るのか理解できない、むかつく、と、とても不機嫌だった」と聞かされました。 聞かされたのは、「先日はありがとう」とお礼を言った直後。

はあぁぁぁぁっ??!! 小学生とはいえ、高熱の子どもを一人で家に寝かせて心配じゃない親がどこにおるんじゃあーーーっ!!と、心の中は大荒れでした(多分顔にも表れていたかと)。 帰れることが、本当にうれしかったんです。 もともとうまくいっていなかった上司との溝が、さらに深まった出来事でした。

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エンパシーを知った今でも、 上司の態度を知った直後は、きっと同じように怒りが沸騰することでしょう。 違うのは、その後。 自分の感情を素直に見つめて、自分の中に様々なわだかまりを長引かせないで済むだろうと思います。

この時の私の感情をなぞってみましょう。

子どもを心配する自分の気持ちや、早退させてくれた感謝の気持ちを踏みにじられたようで悲しかった 態度が気にいらないと、存在自体が否定されたようで悔しかった 家族を大切にしたい、職場も大切にしたいという願いが否定されたように思い、上司に対して怒りの感情が沸いた。 もしかしたら、同僚にも同じように憤りを感じていたかもしれません。

こうやって自分の感情や願いに気が付いて受け入れると、相手の感情にも思いを寄せる余裕が出てきます。

もしかしたらその上司も 心配事があって帰りたかったのかも。 お店自体の評価を気にしていたかも。 本人も受け入れてもらえていないといった気持ちをかかえていたのかも。 私は自分の状況に思いを寄せてもらいたかったし、上司もそうだったのかもしれない。

エンパシーとは「同調することなく、相手の感情に理解を示す」共感のこと。 相手の感情に理解を示すためには、まず自分に共感を寄せることから始めます。 自分の負の感情を見つめて掬ってあげると、相手にも思いを寄せられるようになる。

こう思えるようになった今、すっと心が軽くなりました。

子どもを育てながら仕事をしたり、子育て中の人がいる職場で働いていたりすると、 相手を非難したくなったり、相手を思いやることができずに自己嫌悪に陥ったりしますよね。 それは、自分にとって大切にしたい願いがあるからです。 それは誰にでもあるし、でも誰もが自分の願いに気づいているとは限らない。

ちょっとした対策で、自分の心がとげとげしたままにならない方法って、実はたくさんあるんです。 エンパシーも、その一つ。

職場の人間関係にエンパシーは有効です。 いっしょに働いていても価値観が同じではない。

自分を守ることが相手を守ることにもつながるのと同じように、 自分を知ることが、相手を理解する近道になります。

共感によって働きやすい職場を増やしたい。 それが私の願いです。

(作成/はづき)

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