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執筆者の写真エンパシー協会 日本

日本エンパシー協会は2周年を迎えました

応援してくださる皆様へ

いつもエンパシー協会を応援してくださりありがとうございます。

2年前の9月1日、エンパシー協会は立ち上がりました。 エンパシー協会を立ち上げた時、今ほどの確信は持っていませんでした。

なんとなく、今ひとりでやっていることを仲間と一緒にやれたらもっと広がるんじゃないかという気持ちでした。そこから認定講師を募集し、クラファンを行い、講座がスタートし、コミュニティも始まり、怒涛のように時間が流れました。

本当に色々なことがありました。 考えさせられること、気づきもたくさんありました。 ショックで立ち上がれなくなるんじゃないかというときもありました。

エンパシーは何かと言われると、僕は思想だと答えます。思想とは生き方の軸であり、考え方の根本にあるものです。 人は思想がなければ生きていけません。いただきますと言ってご飯を食べること、亡くなった人に敬意を払うこと、そういった人として大事なことは論理や合理的なことだけでは語ることができません。

エンパシーは、人が人として生きるとはどういうことか、この問いに答えていく作業を強力にサポートしてくれます。これは自分自身が自分自身として、という意味でもあり人類が人類として、という意味でもあり、人と人との関係性の中で、という意味もあります。

それは、社会の中で歯車として適応し、均一化していくことが良しとされた時代への問題提起でもあります。 比較・競争の中で何かを得たら幸せ、これさえしとけば平気という枠組みではなく、自分は果たして何が望みなのか、どう在ろうとするのか、それを知るためには、感情を頼りにしていくしかありません。感情を感じるのは自分の感覚を研ぎ澄ましていくしかありません。 感情がその道を作ってくれるのです。

エンパシー協会はそこにダイレクトに向き合っていきます。こんなにもストレートに心と向き合えるものはありません。 エンパシーを使わないでそれをしようと思ったら、心が壊れるほどの挫折体験か、何千人とも対話していくか、俯瞰的な立場で物事が見れるようなポジションに付くか、そういった途方もない経験や時間を過ごす必要があります。

体感しないと分からない、体感する前はイメージすることすら出来ない。誰かが変化していく様子を見てもわからないかもしれない。 それだけ分かりづらいエンパシーだから、時代に合わないかもしれないなと心配するときもありました。

でも、実際に講座を通じて、認定講師の発信や関わりを通じて、会員の皆さんが変わっていく様子を見て、やっぱりエンパシーすごいなって感じます。

エンパシーは常に学び続けるものであり、学んだから偉いとか、学んだから全てに答えられるということもありません。それでも、エンパシーが広まってきたことをひしひしと感じています。

これもひとえに応援してくださる方やご協力してくださる方のおかげです。

これからも日本エンパシー協会をよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本エンパシー協会理事長 岩村誠司

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