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【価値観の違う人から離れる度に心は貧弱になっていく】

理事長せっちゃんのコラムです。 どうぞ最後までお読みください。

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心というものは本当に面白くていとおしいもので、知れば知るほど多様性に溢れていることに気付き、感情の質感も違うものだと分かってきます。 反対に言えば、人のことをよく知らない状態ではお互いの心の輪郭がぼやけていて、自分と相手の価値観の違いに気付けなかったりします。 そこをお互いが歩み寄ったり、話し合ったり、同じ時間を過ごすことで段々と分かりあえていくのだと思います。

最近SNSではSNS疲れというのか、コミュニケーションや人に合わせることの疲れから価値観の合わない人とは距離を置こう、離れようという論調が多く見られます。 そういうときもあっていいと思いますが、注意が必要だなとも感じています。 それは、価値観の似た人や自分に合う人と思っていても、お互いにお互いのことをよく知らないためにただ違いがぼんやりとしているだけの場合も多いということです。 本当は違うのに、お互い気を遣って合わせたりすることもある。 でもちょっと仲良くなって価値観の違う部分も見えてくるようになり、自分とは合わないなと思うと、価値観の違う人だから離れよう、と言って距離を取ってしまう。 そんなことが繰り返されることもあるのかもしれません。

私達は思ってる以上に多様な価値観を持っていて、ある部分では同じでもまたある部分では全く相容れないということもザラにあります。 自分とは合わない人とは距離を置こう、裏を返せば同じような価値観の人と仲良くなろうということは、同じような価値観をいろんな部分で同じように持っている人がいるという幻想なのだと思います。 その幻想を追い求め、人と繋がりたいのに繋がれない、自分だけ異質のように感じる、あの人もダメだった、となっていくこともありうるかもしれません。

価値観の遠い人は距離を置くという世界観は、その一瞬はよくても、希薄で繋がりたいのに繋がれない世界観に繋がっているかもしれません。

価値観の遠い人ということは実際には存在せず、価値観の遠いと思っていた人も案外近い価値観を持っているものだし、価値観が意外と近いと思っていても案外遠い価値観も持っていたりする。 ただ見ている側面が違ったり相手のことをまだ知らないだけかもしれません。 また、お互いよく知っているのに関係性を築けなかったという方は、価値観の違いという解釈の問題ではなく、今までの出来事の繰り返しによる履歴がその関係性を引き起こしているのかもしれませんね。

エンパシーがお互いの価値観の違いを歓迎する共感の仕方になります。 シンパシーでは、価値観の違いはどうしようもありません。 エンパシーがもっと広まると繋がりを感じながらお互いの違いを歓迎する関係性が広がっていく未来が見えるのだと思います。

(筆者/せっちゃん)

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