焚き火を囲む、思い思いの時間
「焚き火で語らう会」
せっちゃんにお話を伺いました。
エンパシー協会で、基本的に月1回開催されている「焚き火で語らう会」。
今回は、この会を始めたきっかけや、焚き火を囲む時間への想いについて、エンパシー協会代表理事の岩村誠司さんにお話を伺いました。
岩村さんは、みんなから親しみを込めて「せっちゃん」と呼ばれています。
焚き火で語らう会が生まれたきっかけ
以前から、人と直接会い、その人の存在を肌で感じることを大切にしていたせっちゃん。
これまでも、さまざまなテーマを設けながら、人と直接会うことを大切にしたイベントを毎月開催してきました。
そんな中、会員さんとの食事の席で「焚き火もいいよね」という話になったそうです。
「焚き火を囲むと、それだけで特別な空間が生まれる。無理に話さなくても、沈黙さえ心地よく、ゆったりとした時間を過ごせる。何より、人と直接会って、同じ時間を過ごすことが大事なんですよね」
そして、せっちゃんには、以前から心に残っていたお話がありました。
世界を旅した友人から聞いた、さまざまな土地で焚き火を囲んだときのお話です。
その友人によると、焚き火を囲むと、家族や友人、人生についての温かい話が自然と生まれてきたのだそうです。
その話がせっちゃんの心にじんわりと残り、焚き火が好きになったと話してくれました。
こうした出来事が重なって、「焚き火で語らう会」が始まったそうです。
焚き火がつくる「見つめる時間」
実際の会では、こんな出来事もあったそうです。
ある日、絵を描いている方が参加されました。
焚き火を囲んでお話しする中で、その方が好きな「美しいもの」の話になったそうです。
薪が燃え、赤くなった炭が静かに揺らめく様子を眺めながら、その美しさについて語り合う時間が生まれました。
せっちゃんは、もし別の場所だったら、絵をもっと多くの人に見てもらうにはどうしたらよいか、という話になっていたかもしれない、と振り返ります。
でも、そのときは目の前の炎を眺めながら、何を美しいと感じるのか、そんなお話になったそうです。
そして、焚き火を囲む時間には、沈黙も多いのだとか。
炎がパチパチと燃える音を聞きながら、ただ火を眺めている。
誰かが話し始めたら、その話に耳を傾ける。
せっちゃんは、そんな時間を「見つめる時間」と表現してくれました。
焚き火を見つめる時間。
自分自身を見つめる時間。
そして、誰かの感じていることを見つめる時間。
せっちゃん自身も、焚き火を眺めながら、普段は考えないようなことに思いを巡らせる時間を楽しんでいるそうです。
楽しみ方は、人それぞれ
ここまで聞くと、何か深い話をしたり、自分と向き合ったりする会なのかな、と感じる方もいるかもしれません。
でも、せっちゃんはこう話してくれました。
「深いことも考えなくて大丈夫。楽しみ方は人それぞれだから」
ただ炎を眺めてみたい。
焼きマシュマロを食べてみたい。
誰かとおしゃべりしてみたい。
せっちゃんや協会の人たちに会ってみたい。
どんなきっかけでも大歓迎。
何か特別な話をしなくても、何かを感じ取ろうとしなくても大丈夫。
それぞれが、それぞれの楽しみ方で過ごしてもらえたら嬉しい。
そんな想いを、せっちゃんは話してくれました。
「焚き火で語らう会」のご案内
「焚き火で語らう会」は、基本的に月1回開催しています。
開催日やお申し込みについては、毎月Peatixでお知らせしています。参加をご希望の方は、そちらからお申し込みください。
カフェ利用料:大人1名 2,000円
焚き火カフェの「山の焚き火セット」の料金です。
セットには、薪(約1時間分)、ドリンク2杯、焼きマシュマロが含まれています。
※エンパシー協会が受け取る参加費はありません。
特別な持ち物もなく、手ぶらで参加できます。
焚き火を眺めたり、おしゃべりしたり、焼きマシュマロを楽しんだり。
気になったときに、ふらっと遊びに来るような気持ちで、参加してみませんか。
焚き火を囲むひとときを、それぞれの楽しみ方で。
インタビュアー(金井康幸)



コメント